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ゲーミフィケーションで称号を使う時に重要なたった1つのポイント

      2013/08/12

こんにちは。

ゲーム戦略 売上アップコンサルタントの神馬です。

Type-R

あるお店に貼られていた商品紹介のポスターにこのように書かれていました。

車の型番?
あたらしいガンダムのモビルスーツ?

いえいえ、あるラーメン店のメニューの名前です。

Type-Rって・・・
なんか全然食べたくならないですよね・・・

全然おいしそうな感じがしません。
どんなラーメンか、想像できないですよね。

「バス男」

ある映画の邦題です。

元々は「ナポレオン・ダイナマイト」というタイトルの映画なのですが、邦題を付けた時に「電車男」が流行っていたため「バス男」と名付けられてしまいました。

なんと映画の内容は「バス男」と全然関係ありません。
冒頭のシーンに主人公がバスで通学するシーンがあるだけなんです・・・

「史上もっともひどい邦題」と呼ばれているそうです。

いうまでもなく「名前」って重要です。

「名前」や「タイトル」を見て

「こんなものだろうな」
って人は判断するからです。

だから

「イメージしやすい、わかりやすい」
名前を付けることがとても重要です。


DMPD Promotions Badge Ceremony – July 24, 2013 / cwwycoff1

先日のウェブセミナーでもお話ししましたが、

「レベルアップ」の技術
などを活用するとそのレベルに名前をつける必要がでてきます。

たとえば、楽天市場であれば

「シルバー」→「ゴールド」→「プラチナ」
といったレベルの名前が付いていますし、

居酒屋などではお客様の来店回数に応じて

「主任」→「課長」→「部長」→「社長」
とレベルに名前がついています。

たまに「オリジナルの名前」をつけようとする人がいます。
最初のレベルは「ピリポ」、次のレベルは「ドンジカ」とか。

既存のお客様「だけ」のサービスだったらそうした仲間内にしかわからない名前をつけるのも良いかもしれません。

オレたちしか知らない秘密の言葉
みたいな感じがして楽しいですよね。

でも、多くの人に向けた商品・サービスだったら

「ピリポ」
て言われても、すごいのか、すごくないのか誰もわかりません。

友達に

「オレ、ドンジカになったよ!」
って言っても、友達は「ポカーン」とするばかりです。

ですからレベルに名前をつける際は

会社の役職
相撲の番付
軍隊の階級
金銀銅

といった

「現実世界で使われている階級の名前」を使うことが重要です。

社長だったらスゴイ
横綱だったらスゴイ

ってすぐにわかりますからね。

そうしてはじめて口コミになるのです。

あなたもゲーミフィケーションを活用する際には気をつけて実践してみてくださいね。

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