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ゲーミフィケーションでピザが食べたくなる秘密

   

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こんにちは ゲーム戦略 売上アップコンサルタントの神馬です。

ピザ、またの名をピッツア。

私が小さい頃は、ピザなんてレンジでチンの冷凍ピザがせいぜいで、普段はなかなか食べられるものではありませんでした。

でも今ではすっかり宅配ピザが浸透して、いつでも気軽に食べられるものになりました。

最近では格安のピザ専門店も登場して、ピザ業界はますます競争が激しくなっていますね。

宅配ピザは、意外と若者の開拓ができていないそうで、アプリなどをつくって若者に訴求する企業も増えています。

そんな中で、ドミノピザが作ったアプリは「ゲーミフィケーション」を活用してファンを増やそうと試みています。

では、このアプリにはどんな「ゲーミフィケーション」の技術が取り入れられているのでしょうか?

確認してみましょう。

ドミノピザのアプリに活用されている「ゲーミフィケーション」の技術とは

このアプリの最大の特徴は

”好きなピザを自分でデザインできる”

ということです。

  • 4種類のピザ生地
  • 6パターンのソース
  • 29種類のトッピング

などから、自分好みのピザをつくることができます。

お客さまが自分で好きなものを作ることができるという

「カスタマイズ」の技術

が使われているわけですね。

そしてこの自作したピザは、アプリ内に登録されて他の人も注文できるようになっています。

自分の作ったピザを他の誰かが気に入って注文するかもしれないわけですね。

自分のつくったもの、考えたものを共有するという

「価値観の共有」の技術

が使われています。

さらに、この自作したピザには、作った人がピザの名前やピザに込められた思いを登録することができます。

「私へのごほうび」

「ずっと愛していて」

なんていうピザに込められた思いが登録されています。

これを見た人は「この人はどんな思いでこのピザを作ったんだろう」という背後にある思いを感じることができるわけです。

ピザに物語性が加えるという

「ストーリー」の技術

が使われています。

単にアプリからビザが注文できるのではなく

  • カスタマイズ
  • 価値観の共有
  • ストーリー

などの要素を取り入れることで

ピザを注文しようと思ったときはドミノピザを思い出す

ドミノピザに愛着を持ちドミノピザを優先して注文する

ということにつながるわけです。

これはアプリの事例でしたが、アプリでなくてもウェブでなくても、そのままビジネスに取り入れられますよね。

ぜひあなたも、参考にして活用してみてください。

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