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任天堂と伊勢丹の悲劇

   

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Barone Firenze
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こんにちは
ゲーム戦略 売上アップコンサルタントの神馬です。

どんなビジネスでも「独自の面白いコンセプト」が作れなければうまくいきません。

先日、任天堂が大赤字になったというニュースが注目をあびました。

WiiやDSが大ブームになったときは、任天堂はまさにこの世の春を謳歌していました。

ゲームメーカーはみな任天堂の機嫌を損ねないように右往左往していました。

その任天堂がここ数年大不調に陥っています。

WiiやDSには「普段ゲームをしない人にゲームを遊んでもらおう」という明確なコンセプトがありました。

そのコンセプトに基づいて、タッチパネルにしたり、リモコンを使ったりと複雑なコントローラーの操作をしなくても遊べるハードをつくりました。

それが多くの人に受け入れられ、家族みなでWiiで遊んだり、高齢の方がDSで遊んだりとブームを築くことができたのです。

しかし、その後継機となる3DSやWii Uは、そうしたコンセプトを変えてより高性能な路線を打ち出しました。

その結果、ゲーマーにも普段ゲームを遊ばない人にも響かない中途半端なコンセプトになってしまったのです。

ここのところ、大阪では伊勢丹三越の不調が話題になっています。

東京流をそのまま持ち込んだのが失敗だった、などと言われています。

でも実際に行ってみればわかりますがそういう問題じゃないでしょう。

コンセプトが中途半端すぎる、のだと思います。

阪急百貨店、阪神百貨店、大丸、グランフロントにはわかりやすいコンセプトがあります。

でも「伊勢丹三越の特徴は?」と言われてもさっぱり思いつきません。

誰がどういう機会に伊勢丹三越に行くのか、全然イメージがわかないのです。

コンセプトをつくるためには「6つのステップ」がありますが、もっとも重要なのは「顧客・お客さまを明確にする」ことです。

ビジネスがうまくいくかどうかのキモはここにある、といっても過言ではありません。

その人が欲しいと思うものを売り、その人が楽しいと思う販促プロモーションを行い、その人が参加したいと思うコミュニティをつくれば、ビジネスがうまくいかない理由がありません。

ということで、実は私も今年から「お客さまの3つの悩み」に絞ってビジネスを展開しています。

  1. コンサル・士業・インストラクター・講師などご自身のノウハウを活用してビジネスをしていて、自分の好きな仕事を自分のファンに囲まれてできる環境をつくりたいと思っている人
  2. コンサル・士業などでクライアントの売上アップにも関わりたいと思い、ゲーム戦略をマスターしたい人
  3. 最近売上が停滞気味だと悩んでいる店舗(含ネット)ビジネスを経営している人

この3つの課題にフォーカスしてビジネスを展開しています。

ということで・・・
新年一発目のセミナーは、1番目の課題を持っている方に向けたセミナーを行いたいと思います。

コンサル・士業・インストラクター・講師など自分のノウハウを提供するビジネスをしている方に向けたセミナーです。

ゲーム戦略のノウハウを活用して、あなたのファンに囲まれてあなたがやりたい仕事ができる環境をつくるためのお話をさせていただきます。

これが実現できれば楽しく仕事できるのはもちろん、集客にも困ることがなくなりますし当然売上はうなぎ昇りにアップしていきます。

お楽しみに!

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