口コミを起こす戦略：（３）「グラフィカル」
こんにちは
ゲーム戦略 売上アップコンサルタントの神馬です。
これまで、ゲーミフィケーションを活用して口コミを起こすための戦略として
（１）驚嘆の技術
（２）リメンバーの技術
を活用した方法をお伝えしました。
今日は三つ目の口コミ戦略をお伝えします。
三つ目の口コミ戦略は
（３）グラフィカルの技術
を活用した方法です。
つまり
「いかに目にみえるようにするか」
ということです。
人は「流行モノ」には興味を持ちます。
「みんなが使っているもの、流行っているものは自分も手に入れたい」
これは誰しもが思うことでしょう。
ですから
「この人はこの商品・サービスを購入した人ですよ」
ということを多くの人に伝えることで、より口コミが起こりやすくなるわけです。
ブランド品を買うと、大きなロゴマークの入った紙袋を渡されます。
それを持って歩いていると「あの人、あのお店で買ったのね」と関心を持つ人が増えます。
募金をすると赤い羽根がもらえます。
赤い羽根をつけていれば「あの人、募金したんだな」ってすぐにわかります。
赤い羽根はすでに有名ですが、現時点で有名である必要はありません。
「あのリストバンドはどういう意味があるんだろう？」
「なんであのバッジをつけているんだろう？」
と目にする回数が増えれば、それが口コミにつながります。
また居酒屋でそのお店の看板メニューを頼むと
「○○ご注文いただきました！」
と店員さんが店内に響く声で厨房に伝えます。
それを聞いた人は
「やっぱりあのメニューは人気があるんだな」
と思って自分も注文しようと思います。
より口コミが広がりやすくなるわけです。
このように
「商品・サービスを購入した人の存在」
を目にみえるようにすることで、口コミが広がるのです。